みなさん、土地探しの中で最も人気のある土地の場所をご存知でしょうか?
それは、公道に面した『南東の角地』です。
人気の理由として1番に挙げられるポイントは、日当たりの良さにプラスαされた開放感からです。
南東向きのお家は、朝日が気持ちよく入り、夕方どきの眩しい西日を受けません。
そして角地は、両サイドにお家が挟まれないので開いたスペースで開放感を得られます。
もちろん他の方角の角地も人気があり、土地探しの際の条件に角地を含む方も少なくはありません。
それは、日本人特有の(個人差はありますが…)角や端っこが落ち着くので好きという心理があるかもしれませんね!
ですがここで注意すべきことは、必ずしも人気がある角地=快適ではないことです。
やはり、どれだけ人気が高くても、いくつかのデメリットも存在しています。
そこで今回は、角地のメリットとデメリットをそれぞれご紹介したいと思います。
角地のメリットは、前述のとおり日当たりの良さにプラスαされた開放感です。
開放感が増せば、風通しも良くなるので自然と湿気対策になり、カビの発生の防止につながります。
そして、2方向以上が公道に面しているので、玄関の配置場所が自由に選べます。
設計の選択肢が広がれば、お家に対する自分のこだわりも多く反映させることが可能になります。
駐車スペースも同様に、見渡しのいい場所や交通量を踏まえて好きな場所に配置ができます。
他にも、人通りが多いイメージの角地は、空き巣狙いの泥棒が人目を気にするため防犯性が高くなります。
立地条件や各地域の自治体の条例にもよりますが、建ぺい率が10%割増しになることは嬉しいことですよね。
…実は、同じ角地でも生活する人や地域の環境によって得をするメリットが逆に損をするデメリットになってしまうケースもあります。
そのことを踏まえた上で、続いては角地のデメリットについてご紹介したいと思います。
日当たりの良さは、人の感じ方によっては暑さや眩しさにもつながります。
その場合は、冷暖房や遮光カーテンで暑さ対策をしましょう。
開放的で見渡しが良ければ、逆に人からも見られやすくもなるので、人目が嫌でも気になるかもしれません。
もし気になるようであれば、目隠しフェンスや緑の植栽で囲いを設置する必要があります。
また、人や車の通行量が日常的に多い角地であれば、2方向以上が公道に面しているので、特に大きな車が通る振動や騒音は目立つかもしれません。
その為お家には、万全の防音・防振対策が必要になります。
そして、こればかり未然に防ぎようのないことですが、車の乗り上げなどの事故における損壊の不安です。
もちろん、お家の敷地内まで車が入りお家自体が壊されてしまったというケースは中々ありませんが、交差付近である角地では車よる外壁を傷つけられるリスクは一般の土地よりも多くなります。
この場合は、外構のこだわり丈夫で頑丈な塀を設置することが望ましいでしょう。
最後に、最も大きな問題は土地の値段が高いということです。
これは、人気の高い土地であるがゆえのデメリットになります。
土地の条件にもよりますが、一般の土地よりも1~2割ほど値段が上がるケースが多いようです。
大切なことは、デメリットが出てしまっても、うまくカバー出来るかどうかで快適さは変わります。
もしそれでも、うまくカバーができないと思ったら、角地にこだわらず別の土地を探すのも1の得策です。
土地ばかりにこだわって予算オーバーしまい、その分のお家にかける予算を大幅に下げてしまっては、理想のお家は実現しません。
しっかりとその土地をよく調べて、どの土地がご家族にとって最善かを見極めることが何よりも大切です。
ご家族やご夫婦やお子様にとってぴったりな土地が見つかるといいですね!
もちろん、CSホームズでは、土地探しでお悩みの方に、ご満足いただける最適なアドバイスをいたします。ぜひ私たちにいつでもご相談ください。全力でサポートさせて頂きます。