リフォーム工事をしてくれる業者さんと契約を結んで最終プランニングも決まれば、次はいよいよ着工に向けての準備をしましょう!
お家の片付けや整理整頓などなど…やるべきことがたくさんあって大忙しかもしれませんが、着工前に最も重要なことを、うっかりと忘れてはいけません。
それは、ご近所の方々へあいさつまわりをすることです。
リフォーム工事中では、たくさんの業者さんが出入りすることで車や機材の音が鳴り響く可能性があります。
音だけでなく臭いやホコリも発生するので、特に洗濯物を干す際などでは迷惑になるかもしれません。
何も知らされずに工事が始まってしまえば、ご近所の方も突然の異変に驚き不快に感じるでしょうし、その後のご近所づきあいにも悪影響が及んだらそれは大変辛いですよね。
ですが事前にご近所の皆さまへしっかりとお知らせをすれば、トラブルも解消されます。
そこで今回は、ご近所の方々へあいさつまわりをする上での重要なポイントと注意点をご紹介したいと思います。
ご近所の方々へあいさつをする範囲は、どこからどこまでかが分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
基本的には、自分の家を中心に囲むように隣接している左右に位置するお隣側の2軒、前に位置する向かい側の3軒、同じく後ろに位置する裏側の3軒、合計8軒になります。
また、大掛かりな規模の大きいリフォーム工事の場合は、さらに多くのご近所の方々へあいさつまわりをする場合もあります。
あいさつをする際に伝えることの必要事項は以下の点になります。
・リフォーム工事の内容について
・リフォーム工事の開始時期と着工・完成の日程について
・リフォーム工事で車が何台程入り、どの場所に停められるのかについて
・何かあった時の緊急連絡先について
上記の4点に加え、もしリフォーム工事であらかじめに騒音や臭い、ホコリが目立つ日にちと時間帯がはっきりわかっている場合は、そのことも伝えてあげましょう。
ご近所の方々にとってストレスも軽減されると思います。
あいさつ用の手土産の金額は500円から1,000円程度を目安にして買いましょう。
地域や好みによっても渡す手土産は異なりますが、一般的には菓子折りやタオル、洗剤、石鹸などが多く挙げられます。
リフォーム業者さんと別々の日程で渡すことになっている場合は、まったく同じものになって被ってしまわぬよう注意が必要です。
リフォーム業者さんと打ち合わせをして事前確認をとりましょう。
決まりではありませんが、『ご挨拶』と記入したのしをつける方が多いです。
まず、あいさつまわりはリフォーム工事が始まる1週間前までには伝え終わることがベストです。
平日でも構いませんが、できれば在宅の可能性が高い週末であればスムーズにまわれると思います。
そして、あいさつまわりに行く時間帯にも気を付けましょう。
食事時や入浴中になりうる時間は避け、午前中であれば11時くらい、午後からであれば14時〜18時くらいまでの時間をオススメします。
ご近所の方々に迷惑にならないよう時間を確認してからまわりましょう。
その時に、リフォーム業者さんと一緒にまわるパターンと、リフォーム業者さんとは別々の日時でまわるパターンがあります。
もしもリフォーム業者さんとは別々の日時でまわる場合は、できればリフォーム業者さんより先にあいさつまわりをすることをオススメします。
そしてあいさつの最後に「後からリフォーム業者さんが再度伺いますので、その時に気兼ねなくご要望や不明な点をご質問ください。」とひと言添えてあげることで、リフォーム業者さんが来た時に質問しやすくなり納得した上で安心して下さると思います。
どうしても直接会うことができない時や、ご近所の方が留守で会えずにリフォーム工事が1週間後に迫っている場合は、「2. 伝える内容を確認しよう!」にある内容を手紙に書いて郵便受けに入れておきましょう。