今回も引き続き、スキップフロアにつて詳しく説明したいと思います。
スキップフロアの5つのデメリット
1. スペースが増えることで建築コストがあがる
スキップフロアは空間をムダなく使うので、収納スペースも増えます。
構造の増えた分、同じ土地で通常に建てたお家とくらべると建築コストがあがります。
2. 施工ができる業者が限られる
何も考えずにつくられたスキップフロアは、フロア全体の良い雰囲気を崩し、すべてを台無しする場合があります。
快適で魅力的な家は、お客様の視線にたち計算された演出がされています。
スキップフロアは、構造が複雑になりますので設計士の器量が試されます。
実績や熟練された技術なしではスキップフロアの魅力は発揮しません。
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3. 空調の設備が増えので日常の光熱費が増える
壁のないスキップフロアは、広々としていて開放的です。ただし空間が広くなればなるほど冷暖房の空調は効きにくくなります。その結果、空調の設備も増えてしまい、日常の光熱費もその分増えてしまいます。
それを回避するためにも、空調管理について施工業者としっかりと相談することで解決する案もあります。
4. 壁がないので遮音性が低い
壁がなければそれだけ声が届き、家族の気配も感じることができます。
逆に、それだけ気配を感じることができるということは、遮音性が低いことにもなります。
もしも気になる方がいる場合は、遮音カーテンなどで対策することをオススメします。
5. バリアフリーと真逆の手法
スキップフロアは、段差がありますが、それと対照的な手法なのがバリアフリーです。
高齢化社会の進む傾向のある現在、バリアフリーは段差をなくすことでつまずかないように配慮されたユニバーサルデザインです。(年齢や障がいの有無などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインすること)
もし事前に高齢者の方と同居することをお考えであれば、段差のない1階などにバリアフリーを取り入れることをオススメします。
新しい暮らしのスタイルには必ずしも、良いことだけではありません。
少なからず、悪いことも起こりうるのです。
悪いことをあらかじめ知っていることで、それは大きなメリットになり、デメリットの解決につながります。
まさに、ことわざの『備えあればうれいなし』ですね!