前回に引き続き、木の材質には、さらに種類が枝分かれして分類されます。
木の種類にはそれぞれに特徴がありますので、その特徴を理解することでインテリアとしての味わい方も深まります。
今回は、代表的な家具によく使用されている木の種類をご紹介したいと思います。
・オーク(ナラ)
材質は木の中では硬めで白や赤みを帯びた木目です。
色は最初は肌色ですが、徐々に年月を重ねていくと深い飴色に変わっていきます。
また、ナラ材とよく似ています。違いはナラ材の方が若干ですが木目が細かく、オークほどずっしりと重いイメージがないという点だけです。
イギリスなどのアンティーク家具によく使用されているので、西洋風のインテリアが好きな方にオススメです。
・ウォールナット(クルミ)
オーク同様に材質は硬めでほんのりと紫がかった赤い木目です。
使い込むと光沢と深みが出てきます。
そして肌触りは滑らかで反りも少ないので、北欧やイギリスの家具で長年愛用され続けています。
家具以外にも床材にも使われている万能タイプです。
・パイン(マツ)
材質は柔らかめで、色は白っぽく、木の節が多いのが特徴です。
雰囲気が優しい印象のパイルは、ナチュラル系やシンプル系のインテリアと相性がいいです。
材質の中では柔らかめですが、時間が経過すれば経過するほど徐々に固くなっていきますので強度の心配は必要ありません。
他にも木の種類とは別で、ヴィンテージ風の古材を使ってリメイクした家具や、ダイニングテーブルの天板を一枚板で作った無垢材の家具も人気があります。
特徴やポイントを押さえて、ぜひ自分に合ったダイニング家具を楽しく選んでいきましょう。