みなさん、お家を建てたときや、お引越しをしたときに、家内安全を願うための神棚をどこに設置したらいいのか迷った経験はありませんか?
もしも知らずに間違った場所に置いてしまったのならせっかくの御利益も、相性次第では逆効果なんてこともあるかもしれません!
そこで今回は意外と知らない神棚の最適な場所についてご紹介したいと思います。
基本的に、神棚はお祈りをするための場所になるので客室のような場所が好ましいでしょう。
ほかにも神棚は、家内安全を願う守り神なので、家族が集う場所や目が届く近い場所がよいとされています。
そして光が入ってくるような、明るく清潔な場所が最適です。
逆に、ジメジメした場所や不衛生な場所は避けましょう。油汚れなどを考えるとキッチン周りもよくありません。
ちなみにキッチンは、火の神様で知られている「荒神様」を祭る場所になります。
ほかにも人が頻繁に行ききするような通路や玄関、プライベートな寝室に子供部屋なども好ましくありません。
■最適な場所・・・ 客室・居間・光が入る明るい場所
■NGな場所・・・ キッチン・頻繁に行ききする通路・玄関・寝室・子供部屋・ジメジメした日陰の場所
「神様は北の方角から司ってやってくる」といわれています。
ですので神棚は基本的に『南の方角』へ向けることが習わしとなります。
それが難しい場合は、次に東向きも良いとされています。
もちろん、神棚を基準にしてお家が全て建っているわけではありませんので、多少の方角のズレは問題ありません。
逆に、北向きへ向けることは大凶を意味し、西向きは凶をとされていますので、こちらは避けましょう。
また、陰陽道で鬼が出入りする鬼門は、北東の方角で、さらに真逆の方角である南西は裏鬼門になります。
こちらの方角もできる限り避けた方が良いでしょう。
■最適な方角・・・ 南・東の方角へ向ける
■NGな方角・・・ 北・北東・南西へ向ける
最適な場所と方角が決まったならば、次は設置する高さです。
基本的には、お家の中で一番高い場所で、大人の目線よりも高い位置が好ましいですが、だからと言ってロフトや物置きの部屋のような、家族のまったく目の届かない場所は好ましくありません。
ましてや、神棚は神聖なる領域ですので、上下むやみに物を置くことも人が通ることもNGです。
それでもマンションや2階建て以上の家で、どうしても上の階に神棚を設置する場所がない場合は、ここが一番高い位置と示すための雲の飾りを部屋の天井に貼ることをお勧めします。
雲は、紙の素材や木製の木彫りが一般的になります。
そして、心を込めたおもてなしの意味合いとして、神様が好きなお米や塩やお酒、神様の世界とこの世をつなぐ緑の榊(さかき)でお出迎えをしましょう。
ですが、神棚の設置場所は、現代のライフスタイルの変化に伴いとても限られています。
そして、上記の条件を、すべて満たすような最適な場所が見つからないと悩んでしまう方も多いと思います。
その場合は、設置場所を消去法で決めていくことをお勧めします。
NGの場所は選択肢からどんどん外していき、最後に残った中で、最も明るく清潔な場所が神棚の最適な場所になります。
最近では、和室だけでなく、現代インテリアにも合うようにシンプルでおしゃれな洋風テイストの神棚も存在しています。
コンパクトであったり取り付けも簡単にできるところがいいですね!
タイプやカラーバリエーションも豊富ですので是非、オシャレな神棚で空間演出も楽しんでみてください♪
※CSホームズ施工の神棚設置例は、こちらからもご確認いただけます。
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